2011年のお知らせ

キュウリ「陸前高田」

今年3月に災害のあった被災地高田に行って来た、胡瓜を生産している荒澤正孝さんのハウスを訪問、もう少しで津波にのみ込まれそうなギリギリの所だ3月後半にもこの高田に来たが瓦礫もまだ山積みになっている所もあって復興にはまだまだ遠いような気がする。
ならば被災地の食材を使い少しでも使い復興支援のお手伝いが出来ないものかと考え「きのこSATOさん」の紹介でこの高田に来た。特に高田の野菜は海から霧に交じって吹いてくるミネラルで素晴らしい野菜が取れると評判の地でもある。ハウスに入り早速胡瓜の味見を、やはり内陸と少し違いがある、この味をプラザで皆さんに見て頂きたいと思っています。

とちおとめ「金ヶ崎町六原」

いま古代米を使ったロールケーキを製造しているが
古代米ロールケーキの中に生クリームと苺ジャムを入れる事に決定、その苺は迷いもなく金ヶ崎の石母田肇さんにしようと思い、
早速金ヶ崎町六原に行って来た。
広いハウスに入ると一面に広がる緑と甘酸っぱい香り、苺の収穫は11月中旬から6月一杯、軸が変わり葉が変わり7ヶ月も実を付けている苺、気温が上昇するとカルシューム不足になるとも言っていた。
今年の苺は大きく甘く最高の出来上がりと言っていた。
この苺を使えば最高の苺ジャムが出来ると確信し苺の入った箱を持ちホテルに持ち帰り早速ジャムの製造、出来上がりは期待通りの美味しいジャムに仕上がった。

金ヶ崎町永栄「アスパラ」

先日「JA岩手ふるさと」流通販売課の菊地課長と千田さんの案内で金ヶ崎町の野菜出荷所と金ヶ崎のアスパラの生産者及川光男さんに会いに行って来た。
岩手県のアスパラ生産量は9割が金ヶ崎産、今年は37ヘクタールで来年度は40ヘクタールにしていくらしい、アスパラは一度定植すると10年は持つが肥料から追肥そして雑草との戦いが待っている夏場に大きくしたアスパラは逆さまにしたホウキのようだ、
何故このように大きくするのか?と聞くと、太陽の恵みを一杯浴び根に栄養を蓄積し来年に備えると言っていたそして翌年の4月の末頃には栄養を蓄えた県内一の評価を頂いているアスパラが出てくるのだ、及川さんに少し頂いて来たアスパラを厨房で食べて見た、さすが県内一と評価されるだけの事はある甘くてとても美味しいアスパラだ、購入決定

行者ニンニクと蕗の薹「八幡平」

3月11日マグネチューム9.0を記録する大地震4月7日余震とは言い難いマグネユーム7.0と大きな地震があった。もう勘弁してほしい、高田の被災地から難を逃れたジャンボ椎茸が入荷、立派に育ったジャンボ椎茸大事に使います。さて今生産者を訪問する所まで行っていませんが先月厨房に行者ニンニクと蕗の薹が持ち込まれた。見てびっくり又味を見てびっくりだ。
行者ニンニクは葱のように太いし甘くてとても美味しい即使いたい食材である。蕗の薹は葉が一枚一枚しっかりし苦味が少なくサラダ用に適した蕗の薹って珍しい今年はもう使う事は出来ないが来年の春には是非使いたい一品である。

ひろっこ「西和賀」

西和賀産業公社の廣瀬さんの紹介でヒロッコを生産している高橋惣一郎さんのお宅に行って来た。奥さんのトシ子さんが丁度今収穫している最中との事、畑に行って見るとそこには、ゆき・・・・・・1メートル以上降りつもった雪そこにポッカリと空いたくうかんでトシ子さんが黙々とヒロッコ掘をしていた。声を掛けると、初対面の我々に旦那さん同様に優しさがにじみでそうな程の笑顔で挨拶してくれた。
ヒロッコを畑で作り始めたのは、この辺では惣一郎さんのお婆ちゃんが最初で、引き続き20年程になるそうです。
ヒロッコは3~5センチ位の新芽だ、栄養がギュッと濃縮されて凄く体に良いと誰だか言っていた。小さなヒロッコの水洗い作業などがあり大変手間がかかるそうです。1日3?ぐらいがやっと、5~6?掘れば2日掛りだとか、ウム、美味しさも倍増!!雪がある今が美味しいのだと高橋さん。
まさに今が旬、いただきま~す。

奥州・金ヶ崎米級グルメまつり「プラザイン水沢」

県南振興局主催の米級グルメまつり「米粉を使用した料理」が2月20日に開催された。料理は「食の匠の皆さん・水沢一高調理科の生徒さん・岩手ふるさとの女性部の皆さん・及川喜久子さん・佐藤恵さん」そして我ホテルからと料理の品数は30品程、和洋中、デザートサラダまでホテルの両サイドが料理でギッシリ、「さあ~好きなの食べて」それこそ昨年から何度も話し合いを重ね、本日を迎えた訳だが開催前から前売券が売り切れで販売先でもある各農協もホテルも手応えを感じていた。11時オープンと同時に満席状態で人人、皆さん皿一杯に自分の気に入った料理を盛り嬉しそうに食べていました。

新若布「大船市三陸町綾里」

何回もこのページに訪問した方々から更新していないぞ~と言うお言葉を頂きすみませんでした。
今回は久しぶりに大船渡綾里で若布の生産者の山口鐵五郎さんに会いに行って来た。港で待っていると鱈を一杯に船に積んで帰って来た。
凄いね、大漁ですか?今日は中漁ですって鱈を軽トラックに積み込んでから私を船に乗せ又海へ若布の養殖棚に行って来た。昨年の温暖化と昨年暮れの低気圧のせいか今年の若布はイマイチ出来が良くないとも言っていた。若布を養殖して50年こんな年は無いと、でも何とかプラザグループには届けられそうとの言葉を頂き一安心であるお客様が刺身を食べる時ここの若布美味しいとの言葉を何度も聞いている脇役でメインに出てくる食材も珍しい程美味しい若布です。

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