地産地消

北上「地産地消バイキング」パート2

7/9から3日間開催される「北上バイキング」で今回使用する野菜生産者は、相去でアスパラを作っている菊池成美さんです。アスパラを手掛け今年で5年目、日々雑草との戦いになり忙しいが、手間を惜しまず草取りに励む毎日だ。でもそれにアスパラは答えてくれるとか。雨が少なかったせいか生産量が今一つ昨年より伸びなかったが、岩手県ではアスパラの生産量が1番だと言う。しかし認知度が少なくアピール不足は否めない、もっともっと多くの人に広めたいと話していた。バイキングでは、アスパラの持ち味を生かした料理を提供したいと、同行した北上きくすい及川料理長が話していた。皆さんご期待あれ….。

北上「地産地消バイキング」パート1

北上きくすいで、7月9.10.11日と3日間、産直 直来楽(ちょっこら)さんの野菜を中心に地産地消バイキングと名打って開催。今回はその生産者を紹介します。まず一人目は、親子3代農業一家、今の農主はイケメン・高身長の馬場農園代表の馬場一輝さんです。馬場さんは直来楽の代表も務めている。今回の食材は、自宅から4~5分の所にある畑で、辺り一面がレタス。当日はあいにくの雨模様だったが、青空だったらもっと素晴らしい緑一色のレタス畑に違いない。春は3ヘクタール、秋には2ヘクタールのレタスを栽培すると言う、まったく驚きの広さだ。野菜の鮮度と美味しさを追求するため日々勉強、まずは土造りが重要と話す。有機肥料も使っているそうだが、話を聞いていくうちに聞き覚えのある名前が出てきた。なんと児玉ファームさんの肥料を使っていると言う。見ればすぐそばに児玉ファームさんの豚舎が。 我グループでも白百合ポークを使っているが、人との縁と言うものは不思議なものだと改めて感じた。何はともあれレタスをどんな料理にするかあれこれ考えながら帰路へ‥…。

「まるごと金ヶ崎を食べよう」パート5

いよいよ明日「まるごと金ヶ崎を食べよう」が開催されます。今回取材にあたり生産者を紹介して頂いた、産直ろくちゃんと産直金ヶ崎さん、そして組合員の皆さん御協力有難う御座いました。写真は、ろくちゃんの石母田さん、ドリーム21の高橋美輝夫さん、組合員の皆さんです。明日は多くの方にご出席頂く事になりました。金ヶ崎の食材で総料理長はじめスタッフが腕によりをかけ、野菜の持ち味生かし、皆様に喜んで頂けるように仕上げた料理の数々を御堪能下さい。明日をお楽しみに

愛宕のファーブ

愛宕の佐藤章昭さんの圃場に行って来た。何回かお会いした事はあるものの、ゆっくり話を聞くのは今回が初めてだ。なんと驚くことに西洋野菜の勉強がしたいと1年間スイスに研修に行った経歴の持ち主だ。そして昨年帰国。おじいさんが長年続けてきた農業を手伝い、まさに「只今修行中」と言う感じだ。地の物を栽培しながら、新しい野菜などの栽培も手掛けている、今回はそのハーブを見せてもらう事にした。ハーブはそう詳しくないものの、馴染みのあるハーブからお初の物までと、なんとその数10数種類。地元で摘み立てのハーブが使えることは嬉しく思う。何より若い担い手が増えてきたことや、様々な事に常に前向きにチャレンジしている人達が増えた事は、同じ地域の私にとって誇らしく感じる。

「まるごと金ヶ崎を食べよう」パート4

「まるごと金ヶ崎産を食べよう」の取材「第4弾」として産直ろくちゃんの紹介で農業大学校にオジャマして来た。園芸学科主任主査の深澤明子さんと主任技能員でまっ黒に日焼けした小沢丈則さんが本日の案内人だ。今回はアイスプラントで、名前は知っているが見たことが無いと言う方も多いのではないだろうか。アフリカ、ヨーロッパ原産で砂漠などの悪条件でも育ち、厳しい環境に適し暑さに強い。又-5℃までの寒さにも耐えられる植物で更に病害虫にも強い。水を吹き付けたようなツブの玉が光り輝いて見える。思わず手を伸ばして摘まんで食べてみた。塩味と酸味がありそのままでも面白い食材だ。土からカリウム・マグネシウムなど吸い上げ豊富なミネラルをため、塩分を隔離したりする細胞が水滴に見えるそうだ。大学では更に塩水を与えて調整して今の味にしていると言う。料理のアクセントとしても色々使えそうだ。しかし不思議な植物があると改めて感じる1日だった。

[まるごと金ヶ崎を食べよう]パート3

「まるごと金ヶ崎を食べよう」の取材で三菱製紙株式会社の北上工場に行って来た。食材とは全く無関係に感じるが、実は今場内の余剰蒸気を利用し「キクラゲ」を造っている。「安定した生産」と「地球に優しい」、まさに一石二鳥の栽培方法だ。同グループ、北菱興業の都澤保さんに話を聞くと、「温度と湿度管理はもとより、これからのシーズン、病害虫が発生しやすい時期なので、購入して頂くお客さんに安心して食べて貰いたいから、防虫対策には余念がない」と語る。更に驚きなのは、肉厚でゼラチン質が豊富でそれでいてビックリするほどデカイ。今まで色々な木耳は見てきたが、これほどまでの物は初めてだ。皆さんもこれを見たら驚く事間違いなし、是非お楽しみに。

「まるごと金ヶ崎を食べよう」パート2

「まるごと金ヶ崎を食べよう」で産直金ヶ崎さんに紹介していただき、菊池光郎さんのハウスに御邪魔して来た。ハウスでは芽子(めご)にんにくを栽培している。にんにくを一粒ずつ育苗ポットに入れ水耕で栽培している。芽の方は15~16センチで根っこも長く伸びている。芽から根まで食べられるのが売りの商品である。このようなスプラウト(発芽野菜)は栄養素が凝縮しているそうですし、体にも良いみたいです。こだわりはと聞くと「単純が、良い商品しか出さないよ、御客様に喜んで次も又手にしてもらいたいからね。」と言う。一つ一つに丹精を込めている感じが伝わって来た。写真は菊池さんと上野総料理長でした。

[まるごと金ヶ崎を食べよう]パート1

「まるごと金ヶ崎を食べよう」がプラザで開催することになり、金ヶ崎のアスパラ生産者小野寺嘉人さんの所に取材に行って来た。家の前にアスパラ畑があり、田んぼのように大量の水が注ぎ込まれていた、なぜかと聞くと「アスパラは水が大好きなのだが、今年は雨が少なく水分が足りないんだ」と嘉人さんが語る。アスパラを初めて今年で11年目になるそうで、水やりと土上げがポイント、もちろんこまめな草取りを欠かさないそうです。嘉人さん曰く「野菜作りは手間を惜しまず、その手間を売る仕事だ」と言う。きっと愛情たっぷりのアスパラに育っているに違いない、皆さんもぜひ味わいに来てください。

西和賀の山菜

この時期になると、山菜を届けてくれる西和賀産業公社と一緒に小田島薫さんの山菜の圃場視察に行って来た。小田島さんの所からは、いつも沢山の黒蕨を仕入れているが、ここの蕨は、粘り、太さ、そしてアクが少なく採りたては生でも美味しい。さっそく頂いたが清々しい風味とねばりは「素晴らしい」の一言である。他にも、しどけやこしあぶら、葉わさび、ウルイ、ゼンマイ、そしてクレソンを栽培しているのだが、広大な場所にあたかも自然に自生しているかのようである。西和賀の冬は雪が2~3メートル降り積ると言うがその厳しさと、小田島さんの山菜に掛ける絶え間ない努力と情熱そして、御年82歳になられたそうですが、私より若さを感じられる程で、本当に頭が下がる思いです。これからもたくさんの方々に、この山菜を食べてもらいたいです。                                            相沢和広

漢方和牛

4月16日宮城の築館にある、漢方和牛の関村牧場さんに行って来た。高速道路沿いに自宅があり、そこで我々を迎えてくれたのが代表の関村清幸さんである。恰幅のいい人だと第一印象だったが、若い頃にレスリングで鍛えた体で、宮城県代表で国体3位の実力だったそうである。なるほど~納得。関村さんが「まず建物の後を見て」と後ろの山を見てビックリ 急斜面に牛が、それにこんなに近くにいたなんて全く意表を突かれた感じである。牧場の牛は、父親は黒毛和牛、母親は褐毛和牛で自然交配にこだわっているが、餌もこだわりのひとつでブランド名でもある漢方は、14種類で色々と試行錯誤した結果今の配合にたどり着いたと言う。この餌により、脂肪バランスが程良く、香りが良いのが特徴だと言い、まず味を見てくれと案内されたのが「直営レストラン」これもこだわりのひとつである。バイタリティーあふれる関村さんには、驚かされることばかりである日であつた。

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