地産地消

南部一郎「一関市厳美町本寺」

平泉が世界文化遺産に登録、その中尊寺が平泉に移る前は「骨寺、今の本寺」にあった。そんな由緒ある本寺に日本在来種カボチャを8年の歳月をかけ改良を重ね完成した「南部一郎」はこの本寺地区の特産品である。一関市役所農政課の小野文典さんの紹介で骨寺村荘園カボチャ研究会の会長である佐藤弘征さん生産者の佐藤光雄さんの畑に行って来た。根元から長いツタが真直ぐ何列も並びそこに目当ての南部一郎が白い粉を吹いて並んでいる、お~これが南部一郎か、日本カボチャは鶴首カボチャとも言うらしく成程、鶴の首に似ている南部一郎は糖度が15度以上と高く皮が薄く水分が多いのが特徴、だが収穫して即販売するとその旨味が出せない為そこで30日の熟成時間かけ南部一郎の最高の状態で出荷しているとの事、栗南瓜のようなホクホクしたカボチャでは無い、サラダや菓子・スープ・コロッケ等に適していると言っていた