2005年のお知らせ

サンパル栽培の仲間達(パート5)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりです。8月4日前沢の鈴木正朗さん宅に行って来た。この日はとにかく暑く、35~6度位か?鈴木さんはニラ、トウモロコシ、ニンニク、小松菜、キャベツ、大根など色んな野菜を栽培していた。その中で特に印象に残ったのはトウモロコシ、白いトウモロコシ食べた事あると聞かれた、料理人として恥ずかしいが食した事が無かった、「じゃ~行って見るか」と優しい言葉をかけて頂き、早速トウモロコシ畑に行って見た。そこの畑には鈴木さんの得意とするニラも栽培していた。ムンムンする暑さの中、トウモロコシが気持ちよさそうに畑に整列していた。鈴木さんが手に一杯トウモロコシを持って、じゃ自宅に行って食べようと言ってくれた。鈴木さん宅に戻ってトウモロコシが茹であがるまで色んなお話を聞いた、土壌は苗土に仕上げしていると言っていた。(ふわふわし最高の土壌)肥料は殆んど牛糞でこれでもかと言う位入れるそうだ。今まで一切土壌消毒はした事が無いとも言っていた、連作障害も無いし美味い野菜が出来るとも、何だかんだお話をしている内に奥さんが茹でたてのトウモロコシを持って来てくれた。早速食べてみた。甘い、お~それにミルクの味がする。美味いね、これ購入出来ますか?「今年はもう終わり」と言われたとたん(ガックリ)でも来年はこのミルク味のトウモロコシは絶対に使いたいと思った。帰りには花ニラとトウモロコシを一杯頂いて来た。ホクホク、あんがとう。

サンパル栽培の仲間達(パート4)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりです。8月4日今日は青梗菜とトマトを生産している前沢の菊池弘喜さんに会いに行って来た。何回かお会いしているので挨拶もそこそこで青梗菜のハウスを拝見し色んなお話を伺って来た。夏野菜はどうしても(微量要素)カルシューム、マグネシューム不足で高温障害が起こると言っていた。今の時期はハウス内を太陽熱消毒していると言っていた。土壌に鶏糞、石灰石、堆肥などをすき込んですると言う、初めて聞いたと言ったら、いやこの辺は結構前からやっていた健康な土作りとこの太陽消毒のお陰で連作障害が起きないと言っていた。さすがです。ここの畑は前沢でも高台にあり、水はけが良くとても良い条件が揃っている為か?菊池さんの作る野菜はハズレが無くうまい。

サンパル栽培の仲間達

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えているそうだ。代表の紺野久夫さんが、来館し色んなお話をさせて頂いた。そこで、今回は江刺愛宕の3人に方々に会いに行って来た。朝から少し小雨が降っていて、行こうか行かないか迷ったが、厨房から外を見ると雨が止み。今だと思い菊地信さんに電話をしたら取材OKの心強い返事が電話から聞こえてきた。早速、愛宕の自宅まで伺った。自宅には収穫したトマトが所狭しと、積んであった。「桃太郎ですか」そう「ファイト」って言う品種だ。良い名前ですね。元気がでる名だな~、よし今日もファイトで、菊地さんの愛車、軽トラックで畑まで移動、何と軽トラックにエヤコンが付いている、すげ~夏場の草刈は大変だからな~と、言っていた、トマトのハウスは収穫したばかりで、赤いトマトは少しだけだ、肥料は(鶏糞)等入ったアミノスターをすき込んでいると言う、何が大変かと言うとカビ、と水管理が大変、あまり水を切るとトマトが割れて商品にならないとも言っていた。別のトマトのハウスにも行って見た。そこには真っ赤なトマトいっぱい、中玉トマトでミデイトマトと言っていた。「食べていい」「どうぞ」一ケ摘んで食べた。これは美味い、菊地さんいわく今年から始めたとか、これは美味いトマトだ、菊地さんホテルに売ってと、お願いしてきた。帰りには、袋に中玉トマトを少し分けて頂いた。ヤッター

サンパル栽培の仲間達(パート2)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えている方々の取材です。露地物胡瓜 管野嘉広さん菊地さんのトマトの取材が終えすぐ近くに管野さんの畑があっ為、露地物胡瓜を栽培している管野嘉広さんのハウスに行って見た。挨拶も簡単に済まし、即、胡瓜のハウスに入って見た、ハウス内は藁が敷き詰めてあった、何で藁なんですか?藁は温水効果があるし水の蒸発も防いでいる。胡瓜の葉に水が跳ねないとも言っていた。肥料は豚糞、糠、菜種油、石灰質、籾殻を入れ病気に強い土作りをしていると言っていた。菊地さんその場で胡瓜一本折った、パッリっと。いい音だね、中身が詰まっている音だ、で、また折った胡瓜を元に戻したら何とくっ付いて、落ちない胡瓜にノリでも付けたかのようだ、管野さんはこれが栄養分だ。お~即食べて見た、さすが愛宕産、こだわり露地物胡瓜は味が違う。

サンパル栽培の仲間達(パート3)

サンパル栽培の仲間達、(江刺、水沢、前沢)の9人で安心安全と美味しさを追求する生産者の集まりで9月に当ホテルにて色んな方々を呼んで試食会を兼ね、サンパル栽培を知って頂こうと言う企画を考えているそうだ。今日最後の取材は代表の紺野久夫さんミニトマトのハウスを見学して来た。ハウスに入って見ると、所々に水菜があった、何と土壌の微生物バランスを取る為に色んな野菜をところどころに植えているそうだ。春には堆肥を、すき込み魚カスを入れる事によって味が濃くなるし、やはり太陽と水が味を決める、ハウス内のトマトの葉が結構隙間があるようにも見えたので質問してみた。花芽を確保したら製姿する。又これ以上、上に行かないよう先を折っていた。色んなお話をしていて、これがプロの農家と思った。勿論ミニトマトの味は絶品。

白ゆりポーク(岩手県北上)

6月の初め頃、北上にとても美味しい豚肉を飼育している人がいると聞き、豚肉の美味しさを求め、北上相去町に行って来た。白ゆりポークを生産している、児玉ファームの児玉章さんに会って来た。豚舎の隣で色んなお話を聞かせて頂いた。豚の飼育は34年にもなるそうだ。ここの飼育はとても衛生面に気を使っていると感じた。残念ながら豚舎には入れなかったが、何と皆さんは豚舎に入る際はシャワーを浴び豚に外部の菌が接触できないよう工夫がされていた、勿論出る際もシャワーを浴び、一日に何回もシャワー室を利用しているそうだ、餌は海藻の粉末を食べさせていると言う。やっぱりミネラルか。そんなこんな、お話をしていたら奥さんと息子の専務さんが来てくれた。若い後継者で凛とした青年だ、年を聞いたら29才だって、いいね~岩手の農業は益々磐石です。児玉さんは何度も安心安全を常に考えて飼育していると言っていた。これからの農業はやはり安全安心と絶対美味い事が条件でしょう。2.3日したら児玉さんより豚肉が送られて来た、早速、塩、胡椒で炒め食べてみた。肉が柔らかく脂身が美味い、お~いいね、こんな美味いものだけ食べるからかな~いつも俺の腹は臨月状態。

岩手県(くずまき高原牧場)

6月24日岩手郡葛巻町にある、くずまき高原牧場の前原支配人に会って来た。水沢から高速道路で滝沢ICまで行き国道281号線で葛巻町までおよそ2時間あまり、くずまき高原牧場に来てその広大さにビックリ。心地よいそよ風が俺を歓迎しているかのように爽やかだ。前原支配人とお会いし、色んなお話をさせて頂いた。くずまき交流館(プラトー)にて、牛乳とヨーグルトを試飲させて頂いた。牛乳を飲んだ瞬間、今まで飲んだ事の無い、感覚、サッパリ味で喉ごしが爽やかでコクがある、意外と透明感があるな~、ここの牛乳は瓶入れにこだわっていた、紙パックだと本来の味がしないそうだ。この牛乳だったら牛乳嫌いは出ないのではと思うくらい飲みやすく、美味い、次は、飲むヨーグルトを試飲、good、あまり酸っぱくなく適当な甘めで、とてもコクがある、頭には色んなデザートが浮かんで来た、前原支配人に言って牧場を見学して歩いた広大だ、黒毛和牛、ホルスタイン、羊等みて色んなお話をしたが、一番印象に残っているのは牛舎に入っても嫌な匂いがしない。前に養豚をしている人に聞いたお話を思い出した豚舎を見れば成功しているか否かすぐ分かると、豚舎に入っただけで、ツーンとした酸味臭があるところは、豚の穀物の未消化で起きていると、牛舎でも同じ事がいえるとすれば、さすが、くずまき高原牧場と言いたい。

第3回、うんちくを語る会

6月14日(火)18時30分より、プラザイン水沢で第3回、うんちくを語る会を開催、今回は3人の方にミニ講演と題して大いにうんちくを語って頂いた。3人がそれぞれ20分と言う大変短い時間を有効に使いながらとても素晴らしい講演でした。安代町(ふうせつ花)石田秀悦さん京都と大阪で修行した経験を持ち、こだわりの豆腐作にチャレンジしている事等。大豆のお話等は生産者の皆さんもとても興味深く聞いていた。日本全国、北海道から九州まで最高の大豆を求め歩いている、やはり素材が一番とも言っていた。花巻、照井園芸の照井輝孝さんミネラルバランス、微生物バランス、波動理論等、亜鉛不足、カルシューム不足は栄養障害を起こす原因とも言っていた、熱のこもった講演でたまにジョークを言いながら相当講演をしている感じがした照井さんでした。水沢市認定農業者協議会会長、森岡誠さん
環境を大事にして行こう、我々は自然の中で育てられ、人間は生かされている。生産者として安全な食材を作る義務がある。農家は農家のプロになれとも言っていた。米の産地でまずい御飯を出されるととても寂しい気がするとも言っていた。32名の参加で皆さん初めて会った方々も多く情報交換しながら親睦を深めていました。

水茄子(岩手県金ヶ崎町)

6月9日、金ヶ崎町の上平沢で珍しい水茄子を栽培している人がいると聞き、早速金ヶ崎の千葉知彰さんに会いに行って来た。金ヶ崎は露地物胡瓜の結構有名な産地でもある。現地には三人が待っていてくれた。こんにちはと挨拶して、よろしくお願いしますと言ったが、はてどの人が千葉さんかな?何と若いバリバリ好青年じゃないか、「何歳ですか?」と尋ねると、28歳だって!岩手の農業もこんな素晴らしい青年が、後継者として働いている姿を見ると本当に嬉しくなって来た。早速ハウスに入って見た、葉が生き生きしているね。千葉さんの愛情が見えるようだ。元々この土地は前まで稲作として使用、粘土質で畑としては決して、恵まれた条件ではないが、時間をかけ土壌改善をしている段階と言う。そこで何とか良い生育を維持出来るように栽培管理には注意を払っていますとも言っていた。どんな肥料を使用しているのかと聞いたら、ノルウェー産の海藻有機肥料アルギットと答えてくれた、アルギットはミネラルをたっぷり含んだ海藻で、それを原料に加工された種々の肥料を土壌に散布していると言う。土壌の中の善玉微生物を殖やし、土壌の物理性も改善されるとの事だが、農業って難しい、俺の頭では少し難しくなって来たぞ~。頭がトンチンカンになりそうなので俺の得意技、舌で勝負だ、先ず水茄子を早速ハウスで丸ごと食べてみた、オット、これは何だ、皮が柔らかくジューシーでフルーツ感覚ですね。美味い。これ茄子?って言う感じ、俺の舌が喜んでいる。ホホホホホ、早速ホテルに帰ってから厨房に行き和食、洋食、中華職人にそれぞれ水茄子に合った料理方法を、至急考えるようにと言った。来週からはプラザイン水沢に水茄子の料理が出ます,ご期待下さい。

露地物アスパラ(岩手県金ヶ崎町)

5月13日、金ヶ崎町で25年間、露地物のアスパラを生産している松尾正典さんに会いに行って来た。午前中に行こうと思っていたが、この時期は田植えで松尾さんも忙しく、午後4時過ぎに伺った、この時期特有の寒さと小雨の振る中ぶるぶるしながらの取材でした。金ヶ崎の北部、六原遠谷巾地区は一帯が開墾地帯で、すごい広大な土地と奥羽山脈からは、ミネラル一杯の雪解け水が供給され、太陽の恵みを一杯に受け、我々農家にとってはとても良い環境と言っていた。なる程、ぐるりと見回しても山が見えない程だ、ミニ北海道に来て取材している感覚になる位でした。松尾さんに色んなお話を伺った、肥料は鶏糞と籾殻を発酵させたものを散布していると言う、素人の俺の目にも良い畑に見えた。何故って、畑の土が固くなくふわふわの感じとやはり頑張っている生産者の人は顔が違う。畑で松雄さんにアスパラ食べていいですか?聞いた。生で食べるの、ハイ。美味しいそうな所をポキッと折り、食べてみた。う~ん、自然の恵みを十分舌に感じてとても美味い、取材を終えホテルの厨房でバター炒めと、茹でて食べて見た、なんと生で食べたより増して美味い、これはいける、さすがこだわって作っているだけある

123